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どこの中学を受験するにせよ、算数も基本が大事と言い切れます。基本、というのは典型問題のことです。戦略的なことで言えば、難しい問題は解ける人が少ないので、多くの人が解けるであろう基本問題を取りこぼさないことが大事です。
息子はサピックスに入る新4年生までは、自宅学習をほとんど行っていませんでした。そのため、勉強の質・量が増える5年生秋から6年生1学期まではついていくのが本当に大変でした。しかし、6年生7月の組み明けテストが終わると、「やっと一通り終わった。先取りしていたみんなに追いついたかな。これからは復習と演習に専念できるからよかった。」と思えました。
サピックスでは算数は、
・平常授業:5年生の終わりで一通り⇒6年生一学期に一通り⇒夏期講習で一通り⇒6年生秋以降に一通り
・6年生土特:1年間で一通り×2くらい
・6年生SS(解法力):一通り
・6年生サピックスオープン(計4回):一通り分の演習模試
といった感じで、6年生では何度も全範囲を繰り返します。
ですので、6年生1学期や6年7月の組み分けで今一つだったとしても焦る必要はありません。6年生の夏期講習でしっかりやれば大丈夫です。
6年生の夏期講習(もう始まってるかな)は、息子の校舎では2回の授業の総合点でクラスが上下しました。算数は毎回、翌日の授業で前回の復習テストが行われます。そのため、「授業から帰宅後+次の授業前の午前中」に前回の授業内容をしっかり身につける必要があります。
とても大変ではありますが、サピックスの提供する解説動画(コロナ禍で作られるようになりました。今は5類になったから、作られていないかもしれません。現在の様子はよく知りません。)を利用したりして、次の授業までにしっかり身につけるようにしていきました。
日々の演習に追われている、と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかしそのように捉えるのではなく、少し俯瞰的に見てみてください。この作業を1か月間続けることは、算数の基礎を一通り行うことを意味し、基礎固めになっているのです。ですから、サピックスの指示通り、しっかり翌授業までに仕上げていくことは本当に大事です。
具体的な方法ですが、、、授業で扱った問題をしっかりできるようにするので良いと思います。A(易しい)からE(難しい)まで難易度が分かれていますが、C、Dレベルまでしっかり解けるようになっていれば、今後、十分戦えます。なので、、、難しい問題ができなくても落ち込む必要も焦る必要もありません。6年秋以降の飛躍に向けて、6年夏期講習はしっかり基礎を固める時期です。
(注)SS特訓の単科講座をどうするか(解法力 or 思考力)、悩まれる方もいるかもしれません。息子は、算数がめっちゃ得意というわけではなかったので、迷わず「解法力」を選択しました。「算数で合格しよう!」という人以外は、基礎力固めにも「解法力」はおススメですし、十分効果があると思います。
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