【本の紹介：いよいよ入試】寺地はるなさん②タイムマシン - 中学受験を伴走して考えたいくつかのこと

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『タイムマシンに乗れないぼくたち』

ご存じの通り、2023年の麻布中入試国語の出典です。麻布以外でも多くの学校で出題されたようです。

寺地さんの著書を好んで多く読んでいた息子。そして、第一志望の麻布で寺地さんの本から出典。

となると、、、

、、、

この本は、読んでいませんでした。オシイ。

本来の中学受験のあり方とは違うのは自覚していますが、、、、これだけ児童書を読み込むと、「出典を当てたい」という気持ちが私には少しありました。「既読でも未読でもどちらでもいいよ」というクールな息子を横目に、私としては、出典を当てられず、少し悔しく思ったことを記憶しています。

試験後に、息子に感想を聞くと「あまり面白い話ではなかった」とのこと。麻布の入試は「楽しい」とか「面白い」とか思えると良い、と思っていたので、「大丈夫かな」と心配になりました。

『タイムマシンに乗れないぼくたち』に関連して興味深かったのは、2月上旬に行われる入学説明会でのことです。入場制限をしていたので、開始まで校門前で列になって並んでいました。すると、寒い外にいるのにも関わらず、待っている間、この本を手にして、読んでいる子たちが複数人いました。読書好きなんだろうと思いました。