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今日の「本の紹介」コーナーでご紹介するのは重松清さんの作品です。重松さんの作品は中学入試において、しばしば取り上げられます。そこで、模擬試験や、塾のテキストでもよく目にしていました。麻布でも『小学五年生』の中の「タオル」という作品が取り上げられたことがあるようです。
というわけで、中学入試を考えている子たちは避けては通れない重松作品です。
中学入試の定番作品として『小学五年生』も読みましたが、、、
昨年、我が家で読んだのは以下の2冊でした。
『かぞえきれない星の、その次の星』(重松 清(著))
『答えは風のなか』(重松 清(著)、 ミロコマチコ(イラスト))
重松さんは大ベストセラー作家なので、中学入試に関わる人だけでなく、多くのファンがいます。私も『小学五年生』で初めて重松さんの著書を読んだ時に、1つ1つの作品がとても丁寧に作られていて、暖かくて、メッセージ性があって驚きました。じんわりと「いいお話だなぁ」と感じられて、読後感がとても良かったです。中学入試で取り上げられるのも納得です。しかし、たくさん読んでいると、、、「きれいに」作られすぎているように感じるお話も目につくようになって、、、。「読みたい」というよりも、「入試の定番なので読まなきゃ」という感じあったのは否めませんでした。
一方で、重松さんの作品は幅広く、以下のような本も読みました。
これは「こども哲学シリーズ」というもので全部で10種類ほどの本があります。重松さんはこれらの本の監修をされています。麻布中入試でもそうですが、実生活においては、「正解が1つではない」問題に出会うことが少なくありません。様々な立場で物事を検証する必要があるわけですが、その参考になるかと「こども哲学シリーズ」も読んでいました。
とても親しみやすいイラストと一緒に記事が書かれていて、とても読みやすいです。読みながら「考える」ことに意味があります。低学年の子であれば、親御さんと一緒に考えながら読み進めるとよいと思います。興味のあるテーマだけを選択することもできますので、おススメです。
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