【本の紹介】宙ごはん

本の紹介

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本日、ご紹介するのは、、、

『宙ごはん』(町田そのこ(著)、装画 水谷有里、装丁 大久保伸子)

町田さんは、『52ヘルツのクジラたち』で「2021年本屋大賞」を受賞したのち、『星を掬う』とこの『宙ごはん』とで3年連続で本屋大賞にノミネートされた大ベストセラー作家です。ということもあって、この本を読んでみて驚いた!読者の私も大事にしたい言葉がいたるところにちりばめられています。

以前書きましたが、昨年まで中学受験に合わせて読んだ本において、食べることは、星や本をテーマとしたものと同様に多くの本で取り上げられているように感じました。『宙ごはん』では特に、「食べること=生きること」ということが随所に出てきます。主人公たちが傷ついた時に癒してくれる存在の食事。それもとても美味しそうに柔らかく描かれています。

この本の登場人物たちはとても複雑な家庭で育っていて、中には生死にかかわることも出てきて、内容を直視すれば非常に重い内容です。しかし、食事が主人公のキャラクターと相まって未来へ希望を見せてくれます。

誰かと美味しいご飯を食べること。それが幸せなんだと、私は思っています。高田純次さんの深いい名言(迷言)「ただ生きる」をこの本を読んで思い出しました。

内容は重いですが、ご飯がそれを和らげてくれます。生きるとは、幸せとは、と考えさせられる本です。是非ご一読を!

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