本ブログの目次はコチラ。
【志望校】(持ち偏差値+学校対策)×コンディション=合格の鍵 ②では主に、メンタルコンディションを整えることについて書きました。③では身体のコンディションについて書きます。
③ コンディション 編
(2) 身体:6年生の秋以降は、模試、過去問演習、通常授業とやることが多いので、やるべきことの取捨選択を徹底し、なるべく休む時間を見つけ、睡眠時間を確保しました。
-併願校:息子はマンスリー試験では明らかに組み分けテストと比較してミスが多くなる傾向がありました。そして、多くのテストを受けることで、その原因は疲労によるものと確信しました。マンスリーテストは組み分けテストと異なり、放課後に受けるのです。他の子も同じ条件ですので、息子は他の子に比べて、疲れやすい、あるいは、疲労によってミスを起こしやすいと考えました。そのことに4, 5年生の時に気づいたので、6年生の時はマンスリーテストの点はあまり気にならなくなりました。ミスが多いことが事前に予想できたのです。*マンスリーの結果が気にならなくなると(=気にすることが1つ減るだけで)親の気持ちとしては大分楽になりました。
このことは併願校の選択にも参考になりました。サピックスでの面談で、午後校受験を勧められましたが、息子は午後校受験はしませんでした。午後校では、ミスが増え、実力を発揮できないことが予想されたからです。また午後校受験をすると、疲れが取り切れず、2月2日以降の入試にも影響を与えそうだとも思いました。
2月1日の麻布中入試が終わり、帰宅する時、息子は電車内で椅子に座ったままへとへとになって眠っていました。いつもだったら気分転換に聴くウォークマンも、「今日はいいや」と聴かずに眠っていました。これまで多くの模試を受けてきましたが、こんなに疲れた息子を見たことはありませんでした。全力を出し切って動けなくなっている息子がそこにいました。麻布中入試は難易度が高く、時間も長いです。記述量もとても多いです。そして当日は緊張もします。過酷な試験なのです。
そんなわけで、午後校受験をしなかったことは息子にとっては最良の選択だったと思いました。そしてメンタルだけでなく身体のコンディションを整えることも受験を乗り越えるうえでとても大事だと思いました。
これまでの頑張り(基本+学校別対策)をいかに100%発揮するか。その鍵を握るのは、当日のコンディションです。たかがコンディションですが、、、されどコンディションなのです。心と体を整えて本番に臨む、、、まさにアスリートと一緒です。
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