【麻布対策】国語③ 男子国語 成績アップの理由

麻布対策

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入塾テストでは偏差値が出ないので詳細は分かりませんが、白紙が多く、半分もとれていなかった息子。しかし、6年秋以降はよくできるようになったなぁと実感できました。

算数はたとえ得意であっても、試験日の体調やコンディションなどによっては、計算ミスをしてしまったり、頭が働かなかったりして大きく失点する可能性があります。一方、国語は、一旦できるようになれば安定して得点することができます。受験において、受験者間の点差が大きいのは算数なので算数に力を入れることはもちろん大事ですが、安定して得点をとれるようになるためには国語を鍛えることも重要です。特に麻布の場合は、理科、社会も国語力が必要とされるのでなおさらです。

成績アップの理由は、、、正直に言えば、よく分かりません。強いて言えば、以下の要因が挙げられるかなぁと思います。

①授業をよく聞き、よく復習する。:読解力、記述力を磨くにはやはり塾の授業がとても良かったです。6年生の秋まで国語の成績がなかなか上がりませんでしたが、、、4年生の頃から、夏休みを含めて、毎週国語の問題に触れ続けたことは、基礎固めにつながり、最後の国語力アップに必要でした。6年生秋以降は、「通常授業+土特+SS+過去問」と国語の問題に触れる機会がさらに増えました。アウトプットが増えてとても良かったです。(注)SS単科(国語)は、国語記述表現力という講座と国語読解力という講座があります。息子は国語読解力を選択しました。基本的な読解を繰り返し行ってくれるので基本の確認になり成績安定につながりました。

②麻布の過去問前述の通り、麻布の入試問題はどの科目も良問です。一般的に、国語の問題に取り組む場合、つい、1つ1つの設問に集中してしまい、各設問ごとのつながりに注意を払うことを疎かにしてしまいます。しかし、麻布の入試問題(国語)は、最後の問題(主題)に向かって、各設問が設定されていますので、主題を意識せざるを得ません。つまり、各論と、全体を俯瞰する総論に注意しながら文章を読む、ということです。これは文章の主題を捉える上で参考になりました。言い換えれば、、、麻布中の国語の入試問題に取り組むことは、まるで「麻布の国語の授業を受けること」のような感じでした。そういう意味では、6年生前期にNNに通ったこともとても良かったです。麻布の入試問題を模した問題に取り組み、読解、記述に触れられたことは大きな意味がありました。NNも非常に勉強になりました。NNでいただいたテキストや「麻布中の国語の攻略法」はとても参考になりました。

読書:以前お話したように、児童書を中心に読書を続けました。「読書は読解力とは関係ない」という専門家の意見もあるようですが、息子の国語の成績アップには寄与していたと思います。読書は、国語の成績という限られた視点で言えば、「触媒」のようなものだと思います。読書だけでは成績が上がらないのかもしれませんが、日頃の勉強で、読解と記述について学んでいれば、成績を上げるサポートに大いになってくれた、ということです。我が家では楽しみながらたくさんの本を読みました。さらに、読解を勉強することで自然と主題を意識した読書をするようになっていきます。家族で、文章の解釈の仕方やテーマについて話し合ったりする機会も増えました。本ブログでは、項目を改めて、読んでよかった本の紹介もしたいと考えています。

④成長:「思春期」に入り、受験期間を通じて身体だけでなく、頭の中も大人っぽくなったと感じました。「小児は大人を小さくしたものではない」とよく言われますが、その通りだと思いました。幼少期の面影はもちろんありますが、蝶が幼虫から成虫になるように、中身は大きく変化しました。6年生になれば、小学校でも果たす役割が変わり、色々な係を引き受けたり、そのまとめ役を担当したりしていました。本人と社会とその両方が変化したことも大きな要因だと思いました。

上記①から④のうちどれが一番効果的か?と言われると困ってしまいますが、、、もし国語の成績アップに悩まれている方がいたら、(普段の授業を大事にすることは前提として)、麻布の過去問や麻布模試の問題を親御さんがご自身で一度解いてみることをおススメします。きっとヒントが見えてくると思います。

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