本ブログの目次はコチラ。
①基本の徹底(平常授業、土特、サピックスオープン、冬期講習・正月特訓、、、)
以前の記事でも書きましたが、麻布の問題は独特ですが、麻布こそ基本が大事です。基本ができていないと、麻布の問題は太刀打ちできません。社会も同様です。40点満点のうち10点くらいは、記号問題や語句を答える問題です。麻布社会の平均点が20点くらいであることを考えれば、基本的な問題を侮ることができないことがわかるでしょう。
サピックスでは夏以降、平常授業、土特、冬期講習・正月特訓でひたすら復習、演習を行います。4回行われるサピックスオープン模試も、模試という側面もありますが、4回で全範囲から出題されますので、良い復習勉強の機会です。
その他にも、コアプラスや6年の最初から土特で貰える知識の総完成プリント(←超重要)、4年生の時からのデイリーステップ、ポイントの整理、6年後期に貰う用語のまとめ、データバンク、ステップアップカードなど、総まとめ教材に事欠きません。これらを毎日ルーチンとして取り組み、6年生の後半にそれぞれ2-3周しました。授業でも知識の50題とか、恐らく昔のサピックスオープンの過去問と思われるプリントなど演習も本当に多いです。(注)本ページの写真は、知識の総完成(B4サイズ)やポイントの整理(B4サイズ)、用語のまとめ(B4サイズ)、デイリーステップ(B5サイズ)などをまとめたクリアファイルです。これらの教材は、非常によくできていて、大学受験まで使えるのではないか?と思いました。そこで、永久保存版として受験後も破棄せずにいつでも使えるようにしています。その他、前回の記事で書いたように、理科の図鑑やコラムなども製本してとってあります。部屋を埋め尽くすくらいあったサピックスのテキストは、受験後はほとんど破棄しましたが、質が高いのが多く、その中から良いものは厳選してこうやって保存しています。おススメです。
ですから、6年生の夏前にようやく一通り終わる社会ですが、夏休み以降、一気に仕上げていくことになります。何度も何度も総仕上げを繰り返します。150問の年号問題のうち、50問も答えられなかった息子でさえ、あらゆる角度からの復習と演習で、1月には、基本が固まったなぁ、できるようになったなぁと思えました。
そこで、、、以下のことははっきり言えると思います。
・6年生の1学期に社会が苦手な人:焦らなくて大丈夫。まだ一通り通しで終わっていないのですから。夏休み以降に、1つ1つ積み残しをせずに着実に繰り返しをやっていけば仕上がっていきます。
・6年生の1学期に社会が得意な人:慢心せずに。多くの子は後半に社会を仕上げてくるので、他の科目も磨きましょう。(注)毎年、開成の社会の合格者平均と受験者平均は70点満点中4点(記号問題2つ分)しか差がありません。
・麻布受験生:麻布の勉強に全振りすると、基本が疎かになってしまいます。麻布こそ基本が大事ですのでサピックスの基本的な課題も最後まで着実にこなしましょう。
②SS麻布社会
SS特訓の社会は、記号や語句を答える問題と、記述問題に分かれます。SS麻布では記述問題を解いていきます。記述問題も標準と発展とがありますが、両方、問題を選択しながら授業で解きます。
SS麻布は、多くの校舎でそうだと思いますが、SS開成に比べると受講人数がかなり少ないと思います。これに不安を感じる方もいるかもしれませんが、受講した実感としては、先生が1人1人を丁寧に見てくれるのでとても心強かったです。1回の授業に関連して、授業中の解答の添削、それを家で直してきたものの添削、過去問の添削と、何度も何度も添削してくださりました。それを14回のSS麻布授業と10回の冬期講習・正月特訓で繰り返してもらえます。そのおかげで、記述は整っていきました。クールなイメージのサピックスですが、熱く、一生懸命添削してくださりました。
③結果
SS授業内での得点が「40点満点中15点⇒20~25点」にアップしました。びみょー。やっぱり麻布の社会はムズイよ。
でも麻布の社会はこの5~10点を上げるのが大変なんだよなぁとも思います。麻布の模試を受けて分かったのですが、1点で10~20人くらい順位が変わります。5~10点上がれば、順位が大幅に上がります。
麻布社会では「他者理解」がキーワードですが、そのために工夫して読んだたくさんの本や、身につけた基本的知識が、今後活きてくることを信じています。。。
結局、NN麻布の社会の先生が仰っていた「麻布脳」ってなんだったのだろう???
社会についてはいったん休憩にして、、、また思い出した時に書きます。
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