【本の紹介】(美しい!)博士の長靴

本の紹介

本ブログの目次はコチラ

中学受験勉強中にたくさんの読書をしました。その本を紹介する「本の紹介」のコーナーです。なんでも、入試では直近1-2年間くらいに発刊された本から出題される傾向があるとのこと。色々な、出題予想サイトなども参考にして本を選びました。今日ご紹介するのはいくつかのサイトで「この本から必ず出題される」と推薦があり、実際に複数の学校で出題された本です。

『博士の長靴』(瀧羽麻子 著)

この本は「一九五八年 立春~二〇二二年 立春」の約60年間の四世代にわたる家族のお話で、6つの話から構成されています。この本を読んで感じたのは、情景がとても鮮やかに目に浮かぶ、ということです。しかもその景色は、きれいな色を持っています。美しい色彩を放つ表現がいたるところにあります。

実際の入試問題でどこが取り上げられたか分かりませんが、私が一番好きだったのは、最初の「一九五八年 立春」です。ここでは昭彦さんとスミさんの出会いがあります。最後の「きれいな空色の長靴だった。」という文章にやられてしまいました。具体的には書きませんが、比喩ですし、きれいですし、出てくるタイミングもすごいし、、、。たった一文なのに、すべてを包み込む大きな印象が私の中に残りました。

出題されるかどうかは関係なく、美しい文章が好きな人は是非ご一読ください。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(サピックス)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2023年度(本人・親)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村
Kindle Unlimitedにサインアップして無料体験に登録する
Kindle Unlimitedに登録すると、人気のシリーズ、ベストセラー、名作などに好きなだけアクセスして、シームレスなデジタル読書体験を実現できます。
Amazon.co.jp: Amazon Prime
タイトルとURLをコピーしました