本ブログの目次はコチラ。
青山美智子さんは毎年のように本屋大賞などで取り上げられることもあって、その名前を知っている人は多いでしょう。
それだけでなく、多くの作品が中学入試の問題で採用されていることから、中学受験に関わる人の中でも有名だと思います。『木曜日にはココアを』からは、開成中をはじめ複数の学校で出題されています。
息子の場合は、、、6年生の秋に受けたサピックスオープンの国語が『月曜日の抹茶カフェ』から出題されたこともあって、息子はこの本を読んでいました。すると、、、実際に受けた入試でも出題された、ということがありました。すごい偶然!国語の出典が当たった(?)のだからさぞかし良かったであろうと、と思って聞いてみると「事前に読んでよく分からなかったところは、試験でも良く分からなかった」との頼りない返事が。。。
青山美智子さんの本はこうして中学入試で取り上げられることが多いです。とすると、今度の入試では、、、、。
我が家で最初に読んだのは、、、『お探し物は図書室まで』でした。この本は本屋大賞の2位に選ばれたとのことで、本屋に行った時、目につくところに置いてあって、手に取ってみると、表紙がとてもよくて、思わず衝動買いしてしまったのでした。
みなさん、羊毛フェルトって知ってます?私は知らなかったのですが、針を使って作る小物で、とてもかわいらしいものです。ご存じでない方は一度調べて、見てみてください。『お探し物は図書室まで』ではこの羊毛フェルトがそれぞれのお話で大事な小物として登場します。(この本の表紙にある猫やカニ、飛行機、、、は羊毛フェルトの作品ですね。)
人生に悩みを抱えた5人それぞれのお話です。図書室を訪れた5人は、一見するとぶっきらぼうな司書に、自分の悩みなどを話します。すると、適切な本と共に羊毛フェルトが渡されます。これらを通じて、自分が探していたものが何か、気づいていくお話です。とても温かなお話であるだけでなく、勇気づけられる本です。
「ノリの良さと運の良さは比例する」、、、、 私が好きな『月曜日の抹茶カフェ』に出てくるマスターの言葉です。青山さんの本には、素敵な言葉がちりばめられています。頑張っている人に、是非、読んでもらいたいです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村