【麻布対策】算数③ 学校別対策 その2(SS?NN?)

麻布対策

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前回の続きです。

③6年生9月~:毎週日曜日にSSが始まります。SSは単科コースと学校別コースがあり、息子の通っている校舎では、午前中に単科が、午後に学校別が行われました。

・単科:息子は算数(解法力)と国語(読解力)を選択しました。基本を固め続けることが大事だと考えたからです。典型問題を授業中に間違えない、ということを目標にしました。

・学校別:おそらく過去の麻布模試の問題と思われる問題を授業中に解きました。授業中に1回、帰宅後に間違えた問題を1回、土曜日に間違えた問題をもう1回、翌日曜日に朝テスト(息子の校舎では開催されていました)で類題をもう1回。といった感じで、麻布型の問題を毎週5-6大問をそれぞれ2-4回繰り返し解きました。

④6年生冬期講習・正月特訓:10日間、ひたすら「基礎固め+学校対策」がサピックスで行われました。とても大変ですが、先生方のおかげで楽しく充実感を持って過ごすことができたようです。ここで大きく伸びたなぁと実感しました。

⑤6年生直前期(1月):平常授業とSSは変わらず最終週までありました。土特は少し早めに最後の授業となった記憶があります。1月の土曜日は毎週午前中から3-4時間、自宅で算数特訓をしました。具体的にはストックしてあった麻布型問題や、息子が苦手としている分野の問題を「30分間、3大問」を1セットとして、「解答→振り返り」を行いました。1日につき6-7セット繰り返しました。これがダメ押しになったのか、1月のSSでは算数60点満点中50点以上取れる回も出てきました。あと1週間あればもっと伸びただろうと思うくらい麻布型の問題を解き続けました。(注)サピックスでは「1月は新たな問題を解くのは控えて復習に重点を置きましょう」と指示されますが、解けるようになっている実感があったので、最後まで麻布型問題も典型問題と並行して解き続けました。こうして振り返ると、色々サピックスの指示通りにしていないことがありますね。ですので、こんな人もいるのか、といったように参考程度にとどめておいてください。

⑥SS?NN?:以前にもSSとNNの比較をしたことがありますが、少し補足します。SSとNNだけを比べたら、NNは学校別対策に特化しているのに対し、SSは単科コースがあるので「基礎固め+学校別対策」の要素がNNよりも強いです。

前期にNNに少し通って感じたのは、1つの科目(授業)にかける時間がNNは長い、ということです。学校別で言えば、SSは1科目に80分、NNは1科目に150分かけます。SSでは算・国であれば60分間を本番形式で解答する時間にあてますので、解説時間は20分間となります。さらに国語は、先生がその時間内に添削してくれますので、解説時間はもっと短いです。つまり、どんなに優秀であっても、授業内で全てを理解・吸収することは不可能だということ、そして、帰宅してから、SSの復習をじっくりすることが一番大事だ、ということです。これは4年生から通いましたが、サピックスでは、普段の授業についても同様ですよね。サピックスはSSも含めて自宅学習(復習)が本当に重要です。

後期のNNは通っていないので詳細は分かりませんが、、、NNは1教科に150分間かけますので、恐らく「60分間解答+90分間解説」となるのだと思います。解説時間としては十分なので、「授業中に理解させる」という意図があると推測されます。一方、NNにはSSのような単科講座がないので、基礎固めよりも学校別対策に重点を置いていると考えられます。

「基礎固め」は本当に重要だと感じていたので、我が家としてはSSが合っていました。しかしSS、NNどちらが向いているかは、受験生やその家族、状況ごとに異なるだろうと思います。

(余談) いつも「勉強は本来美しいものだ」と私は、話しています。麻布の算数の問題に対して、私は「美しい」と感じます。一方、開成の算数は「疲れる問題だなぁ」と感じました。他にも〇〇中は数学を出してきて、「ずるい」と思ったり。息子の中学受験が終わった後に、麻布以外で「美しい」と感じる入試問題を出す学校があることに気づきました。それは、、、、灘中です。1日目と2日目とがあり、1日目しか目を通しませんでしたが、「美しい!」「オシャレ!」と思いました。このことに気づいていれば、灘中入試の算数も、麻布対策に使える可能性があったんじゃないかな、と想像しています。ただし「美しい」という感覚は個人的なものです、、、。

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