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本日、ご紹介するのは、、、
『ミスター・クリスティ』(大山淳子著、『あずかりやさん』所収)
この本は、2014年の麻布中入試で取り上げられたことで知りました。シリーズ化されているくらい人気の本です。
麻布中入試の国語の問題では、動物が主人公のものがいくつかある、と以前記載しました。動物を主人公として擬人化して物語が進められていきます。この『ミスター・クリスティ』では、動物ではないある物が擬人化されています。
「俺の上にはなにもない。俺の下にはすべてがある。なにせ俺は天井からぶら下がっている。こうしたくてこうなっているわけじゃあないが、生まれてからずっとぶら下がっている。」
と始まる『ミスター・クリスティ』ですが、俺(クリスティ)は誰でしょう? それは読んでのお楽しみ。
この本では、店主と様々な物、生き物との対話が出てきます。対話なので、登場人物たちの気持ちの変化が複雑に交差していきます。
とても温かくて、読んだ後に「読んでよかった」と思う本です。文体も難しくないので、小学生たちが読むのにも抵抗がないでしょう。
「さすが、麻布。目のつけどころが違う。」と思えるような選書です。是非、ご一読を!
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