【麻布対策】社会② やっぱりムズイ

本の紹介

本ブログの目次はコチラ

前回の記事で麻布の社会は正統派である、と述べましたが、とてもムズイです。中学受験勉強という視点で言ったら、やっぱり異端かな。どう頑張ったら、「地方公共団体と民間企業の運営契約は、長期(20~30年間)になることが多くなります。その理由を説明しなさい。」なんて問題が解けるようになるのだろう。

とはいえ、志望校なのですから、最後まで模索しながら、麻布社会の真っ向勝負に、精一杯挑んできました。その結果は、、、、SS麻布の授業点(40点満点)が「15点⇒20~25点」と上がりました。しかし、20点というのが、麻布社会の平均点の目安なので、平均点をキープできるようになったかな、くらいでした。

他の科目は、得点源と言えるくらいまでできるようになったと思いましたが、社会だけは本当に最後まで「できるようになった」とは思えませんでした。上にSS麻布での授業点があがったと書きましたが、これは、記号問題や語句を答えさせる問題を取りこぼさなくなったことや、記述の書き方を整えたことによるもので、麻布社会の本質を理解して、「掴んだ!」というわけではありませんでした。

模擬試験では、30点以上とる子もいます。どんな頭の構造になっているのか本当に知りたいです。NN麻布の社会の先生が「麻布脳」と仰っていましたが、麻布脳がどんなものなのか最後まで分からず、気になっています。

なので、、、以降の【麻布対策】社会編は、社会を得点源にしたい方にはあまり参考にならないかもしれません。平均点をキープできるかな、くらいになったことに寄与したかもしれない、私たちが模索した証です。

前回の記事で、もともと読んでいた小学生新聞に加えて、「重大ニュース」(5年生から)や「今解き教室」(6年生から)を読んだり、解いたりした、と記載しましたが、その他に「ジュニアエラ」も購読して読んでいました。

世界中で紛争が絶えないこと、そこには必ず利害関係が存在することから、世界各国の情勢について知る必要があると考えました。本屋に行くと「地政学」という聞きなれない単語が目立ちます。そこで、『こども地政学』という本を買って読んでみました。すると、、、面白い!ランドパワー、シーパワーと耳にしたことのない用語がたくさん出てきてとても勉強になりました。地政学というのは、地理的な位置や歴史が現在の国々の関係にどのように影響を与えるか考える学問のようです。

地政学、、、たしかに国同士の利害関係を考えるという点では麻布社会に向いてるぞ、と思い注意を払っていると、『地政学でわかるわたしたちの世界: 12の地図が語る国際情勢 (児童図書館・絵本の部屋)』という本が新聞で紹介されていました。絵本だからより分かりやすいかな、と思い読んでみました。私たちは現代に生きるので、現在の様子に目が行きますが、各国間の紛争は歴史的に何百年と繰り返されていて、今にも続いているのですね。多くの方には当たり前のことかもしれませんが、とても分かりやすく書かれていてよかったです。

さらに調べてみると『紛争でしたら八田まで』という地政学をテーマにした漫画があることを知りました。これも面白い!世界各地の紛争とその根底にある利害関係を具体的にかつ歴史を踏まえてストーリーが描かれています。麻生太郎さんも言及されていて、本当におススメの漫画です。世界で何が問題で何が起きているか詳しくなれます。

地政学に関することは今年(2023年)の麻布社会では取り上げられませんでしたが、地政学は面白いですよ!入試とは関係なく、大人も勉強する価値あり、です。今回読んだ地政学の本は、今後も社会で生きていくうえで役立っていくに違いない、と思っています。今年の入試には出ませんでしたが、、、。

つづきます。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(サピックス)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2023年度(本人・親)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村
Kindle Unlimitedにサインアップして無料体験に登録する
Kindle Unlimitedに登録すると、人気のシリーズ、ベストセラー、名作などに好きなだけアクセスして、シームレスなデジタル読書体験を実現できます。
Amazon.co.jp: Amazon Prime
タイトルとURLをコピーしました