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サピックスでは毎年、読書感想文のコンクールがあります。息子は提出したことはありませんでした。受賞作品は冊子やWEBで公開されます。毎年、どの文章も、本当に良く書けていて感心していました。
この感想文コンクールは低学年用と高学年用に分けて課題図書が設定されています。2022年度の低学年の部の課題図書は『ひかる石のおはなし』という小手鞠るいさんの作品でした(絵は酒井以さん)。ここで小手鞠さんの名前を知り、著書を調べていたら、以下の作品がありました。
『サステナブル・ビーチ』(小手鞠るい=作、カシワイ=絵)
サステナブルといえば、SDGsを想起します。息子は、SDGsについては、ここ数年、小学校の授業や共同学習などでよく勉強しているようでしたが、SDGsについて考えるきっかけの1つになるかと思い、この本を手に取りました。この本ではマイクロプラスチック問題などの環境問題を中心にSDGsを考えます。
またこの本でも、登場人物のルーツについて触れられていて、みんな自分と異なる背景を持っているということを考えるきっかけにもなります。
ちなみに、この本は字が大きく、絵も多いので高学年の子には易しく感じられるかもしれません。中学年の子も十分読むことができますので、小学校3/4年生の子が環境問題について考えるきっかけとしてもおススメです。
この本の表紙もとてもきれいですよね。海の中のきれいな世界が透明感をもって描かれています。そこで気づいたのですが、児童書に限らず本の表紙って大事ですね。本の内容を絵に変える作業ですが、読者に大きな影響を潜在的に与えます。というわけで、いまさらながら、表紙を描かれた「カシワイ」さんのお名前も上記に記載いたしました。他の本の表紙もきれいなものが多く、、、絵を描かれた方のお名前も併記すべきだったと反省。(他にも多くの方の協力があって本ができるのですよね。)
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