本ブログの目次はコチラ。
息子の中学受験勉強に伴走して感じたのは、「5年生の後半、つまり夏休み以降、が一番大変だった」ということです。(注)みんな違うので、人によって大変な時期は違うと思います。中学受験勉強が始まる前は、なんとなく、6年生の後半が大変だろうと想像していましたが、実はこの時期は我が家にとってはそうでもなかったです。
5年生後半から6年生前半は、やってもやっても偏差値は下がっていくし、ミスは多いしで、しっちゃかめっちゃかでした。振り返ってみると、その理由は明らかです。
成績がこの時期に下降傾向をとっていたので、サピックスの先生に相談したことがあります。「どんな勉強をしたらよいか?」と悩み、アドバイスを願っていたのですが、いただいた回答は「勉強しすぎ」というものでした。
どういうことかと言いますと、、、私の貧乏性から、5年生の頃は、算国理社テキスト全ての問題を解いていたのですが、「算数の最後の問題など難しいものはやらなくて良い」ということでした。勉強における足し算を期待していたところに、まさかの、引き算のアドバイス。「???」
今なら、このアドバイスは納得できます。
5年生の後半は、算数では割合など、社会では歴史、理科では計算問題、国語では抽象度の高い文章、と新しい分野が目白押しです。なので、普通に、大変なのです。これを1回の授業でマスターするのは無理、と今は思えます。
特に、息子は先取り学習を全くしていなかったので、先取り学習をしていた子に比べたら大変だっただろうと思います。我が家の経験で言えば、、、先取り学習している子とそうでない子の差が一番開くのは、5年生後半から6年生の夏前までだと感じました。
しかし、6年生の夏休みからは、完全に、復習、演習に入ります。それも何度も何度も繰り返します。それまでは初めて習う分野が多く、苦労していましたので、既に習ったものばかり出てくる6年生の夏休み以降は楽に感じられました。5年生後半の頃とは打って変わって、やればやるほど、知識が固まって、できるようになっていくことが実感されました。
サピックスにおいて先取り学習をしていない子の中には、「5年生後半から6年生の夏前まで」の期間に、息子のように、なかなか努力が結果に反映されず苦労している子もいると思います。もしそんな子がいたら、伝えたいことがあります。
「大丈夫。6年生の夏以降に必ず追いつける。」
つづきます。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村