本ブログの目次はコチラ。
中学受験が終わった今でも競争心がそれに必要なのか、必要でないのか分からずにいます。
私は物心のついた時から競争心が強かったです。今はさすがに大人ですし、体力も衰えてきているので競争心が顔を出すことは少なくなりましたが。
一方、息子から競争心を感じることはほとんどありません。最初に驚いたのは、幼稚園年少時の徒競走の時でした。
「ヨーイ、ドン」と同時に走り出し、先頭を走る息子。突然途中で止まり、周りをキョロキョロして、周りのみんなが自分を抜いて先に走っていったのを見ると、ニコニコして納得したように再び走り出し、最後にゴール。
年中の時も同様でした。年少の時のことがあったので、「途中で止まらず、頑張って!」と妻と送り出しました。すると、、、「ヨーイ、ドン」でみんなが走り出したのを右を向いてそれから左を向いて確認してから納得したようにニコニコして走り出して、やっぱり最後にゴール。
運動会では全力で走っていつも一位を狙っていた私とは大違い。
小学校6年生になるとサピックスでは個人面談が行われます。そこでも「〇〇君はほんわかしていますね。友達の成績を全然意識しないんです。それは、、、とても良いことだと思いますが、、、。あっそうだ!最近になって、ようやく授業点が悪くてクラス落ちする時、『あぁー落ちちゃうなぁ』と言うようになりましたよ!」なんて言われました。
受験直前期も、「SSのみんなで合格したいなぁ」「△△君は別格によくできて、すごいなぁ」と言っていました。
私が受験勉強をしていた時(中学受験でも大学受験でも)は、「1点でも多くとりたい」「少しでも順位を上げたい」と強く思っていました。そしてこうした競争心が自分を支えていると考えていましたが、息子を見ていると、競争心はあまり持たなくて良いのではないか、むしろズレているのは私の方ではないか、と思えてくるのです。
先週末も息子は、進学先を知らない(聞こうとしない)小学校時代の同級生たちとつるんで遊びに行っていました。「友達の進学先を知らないの?」と私が言うと、息子は、、、「そんなこと友達に聞く必要なくない?」だそうです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村