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息子は地元の幼稚園、公立小学校に通いました。新4年生から関東では大手塾の1つであるサピックスに通い中学受験対策を始めました。その前の話です。
息子は勉強することが好きではありませんでした。と言うと、息子に怒られそうですのでより正確に説明すると、、、自宅で机について私と一緒に算数の勉強をすることから、息子はなんとか逃れようと試み、いつもそれに成功していました。そして成功の背景には妻による息子の逃亡に対する手助けがありました。
息子が幼稚園の頃、「大きくなったら何になりたいの?」と尋ねたところ、「何にもなりたくない。ずっと遊んでいたい。」と答えたのを聞いて、こんな回答があるのか、と驚いたことを記憶しています。ケーキ屋さんとかサッカー選手とか宇宙飛行士とかありそうなものじゃない?
私自身は、幼稚園生の頃に、普通に四則計算はできていました。「普通に」というのは苦労した記憶がないのです。だから、足し算や引き算を教えようとしても逃げ回る息子に対し、どのように接したらよいのかと戸惑いました。しかし、私もこれといった対策を立てなかったので、息子は幼稚園生活を満喫して卒園しました。つまり幼稚園生の頃はほとんど自宅学習をせずに小学校に入学した、というわけです。
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